2024年
11月27日
14.湯液醪醴論篇(とうえきろうれい論篇)
稲は春に発芽し夏に成長秋に収穫冬に貯蔵
天地の四時の氣に和す。
水と火の氣が調和。
上古は薬用の重湯や濁り酒を作っても病人が少なく用いることなし。
中古は薬用酒を服し完治した。
現今は複雑で人心乱れ薬用酒では足らず
漢方薬に鍼灸、切開もする。
病は体表浅いうちならば治りやすいが
深くなると医者と患者の意志の疎通も取れなくなり
治療届かず治るものも治らない
陰陽の調和をはかり平の状態にする。
しこりや水腫・浮腫は草が自然に乾くようにゆっくり取り去る。
手足をゆっくりさすり衣服を温かく発汗・利尿を促す。