2024年
11月27日
17.脈要精微論篇
脈診の要領と精密・微妙について論じる
寸脈 左浮:心 左沈:膻中 右浮:肺 右沈:胸中
関脈 左浮:肝 左沈:横隔膜 右浮:胃 右沈:脾
尺脈 左浮:腎 左沈:腹中 右浮:腎 右沈:腹中
寸口より肘窩に下がれば下腹・腰・股・膝・脛・足の状態
粗くて大きい脈は陰気不足、陽氣有余
寸口速く尺緩やかは血氣上半身充実、下半身不足、手足冷え
寸口緩やか尺中速は血氣上半身不足、下半身充実、首背中ゾクゾク
寸尺共に沈細速は手足から冷えが上がって来る
寸尺共に沈細数散は寒気、発熱
寸尺共に浮散は目がくらんで倒れる