2024年
11月30日
19.玉氣真臓論篇
太過は実、不及は虚
肝の実は物忘れ、ボーッとする、立ちくらみ
肝の虚は胸痛、背痛、両脇詰まって苦しい
心の実は皮膚傷み腫物出来る
心の虚は胸苦しい、咳、唾液、ガス盛ん
肺の実は胸がムカムカ、背痛
肺の虚は呼吸困難、咳、喀血、喘息
腎の実は疲労倦怠感、呼吸浅い、口もききたくない
腎の虚は空腹感あっても食べられない、背中冷えて痛む、下腹張る
脾の実は手足だるい
脾の虚は九竅閉塞
五行相生に進めば軽症、相剋に進めば重症
風邪(ふうじゃ)は百病の長
墜落や水に溺れたなど突発は死期を予知出来ない
真肝脈、真肺脈、真腎脈、真脾脈の搏ち方
五臓は全て胃から胃氣を受ける
体力・氣力が調和してれば治せる
治療に最適の時を選ぶ
五虚の者、飲物、粥が通り大小便の漏れが止まると助かる
五実の者、汗出て大便通じると助かる