2019年
02月08日
my mother
象が踏んでも壊れない、ってコマーシャルが昭和の頃ありました。
同様に思ってたら、あっけなくインフルエンザに倒れてしまい、
母が駆けつけてきました。
本人はにわかナイチンゲールのつもりで意欲満々!
まず、わが家の玄関の鍵と格闘。
さんざんガッチャガッチャしてから、結局ピンポ〜〜ン!
病人にお迎えさせて、「この鍵と相性悪いのよね〜〜」
インフルエンザの痛みにのたうちまわるわたしに、
なにが食べたい??と再三尋ねる。
熱に浮かされ、痛みに悶絶し、夢にうなされる姿を逐一妹にメールしたらしい。
滅多に弱音を吐かない奴が「痛いよ〜〜」とわめくもんだから
母が身体をさすってくれた。
彼女は信心深い仏教徒なので、仏具でさすってくれた。
ただでさえ、痛いのに、丸い球状がゴリゴリ、体表を行ったり来たり。
あまりの痛みに意識も飛び、寝たんだか、意識を失ったのだか???
<中略> 氣付くと、寝てるわたしの横で仏具を手に一心に拝んでいる。
「え?わたし、生きてますけど・・・」
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「氷枕を変えましょう」まではいいのですが、
身動き出来ない痛みの病人の枕を容赦なく引き抜く。
ただでさえ頭痛が痛い!と言ってるのに頭がゴン!と落ち、
その痛みが全身に響く。
その痛みが霧散するかしないうちに氷を入れ替えて「はいっ」
と頭に敷いてくれる。再び激痛。意識朦朧。意識混濁。
初日のナイチンゲールはこんな感じ。
翌日は妹が来てくれました。。。<つづく>